(1)飼育の基本

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メンフクロウ
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フェネック
 各動物は生態が異なり、これを人工的に再現することが最適な飼育といえる。あるいは快適な生活がおくれる方法を考慮しなければならない。食性、環境、習性などから食餌やケージを選択し、適度な運動や特異的な嗜好を満たす行動を提供して長寿を目指す。草食、肉食、雑食であるのか?陸生、水生であるのか?昼行生、夜行性であるのか?このような生態を考慮し、愛玩動物という役割を果たす上でも、我々ヒトも精神的充実感を得られるような飼育が理想である。この均衡が崩れることにより、マイナス要因として、動物に環境不適応症候群つまり、環境に対応できず病態になり、ヒトも飼育することが生活のなかで無理が生じて、飼育破棄、動物虐待、ペットロスなどに結びつくようになると思われる。

(2)危険な飼育と節度ある飼育

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ミナミガラガラヘビ
 危険な飼育にはヒトにとって、そして動物にとって大別できる。ヒトでは動物から危害を受けることであり、それは物理的な損傷(非感染、つまり咬傷など)以外にも細菌、真菌、ウイルス、寄生虫などの感染症である。これを動物由来感染症という。互いに健康を保ちながら、飼育をすることが理念であるが、この関係が悪い方へ向かうことも少なくない。悪い方向とは精神的な要因(例えば動物の擬人化)以外にも、上述した疾病の発生が重要となる。それそれの原因菌によって動物から感染するルートは異なり、経口、経皮、経気道などからが考えられ、"かわいがる"ことにも限度があるということである。これが節度ある飼育といえよう。具体的には動物の健康診断を行い、一般状態を観察することが重要であり、"かわいがる"以外にも制限された環境を提供するなかで、ヒトは健康という状態も保たせる義務も背負う必要がある。もちろん、動物導入時からその個体の健康状態を把握するためにも、動物の顧問の動物病院を探しておくことも重要である。生態を再現することは容易ではないが、動物にとって健康で、快適な生活を送る環境をどのように造り出すかが重要となる。