★分類
ここで紹介される鳥はインコ目とスズメ目に分類されます。インコ目とスズメ目は飼育法は類似していますが、生態は異なる点が多いです。
鳥綱 Aves
+ インコ目 Pssitaciformes
| + オウム科 Cacatuidae
| | + オカメインコ属
| | + オカメインコ Nymphicu hollandicus
| + インコ科 Psittacidae
| + セキセイインコ属
| | + セキセイインコ Melopsittacus undulatus
| + ボタンインコ属
| + コザクラインコ Agapornis personata
| + ボタンインコ Agapornis roseicollis
+ スズメ目 Passeriformes
+ アトリ科 Fringillidae
| + カナリア属
| + カナリア Serinus canaria
+ カエデチョウ科 Estrildidae
+ キンパラ属
| + コシジロキンパラ(ジュウシマツLonchura domestica)
+ ブンチョウ属
+ ブンチョウ Lonchura oryzivora
【セキセイインコ】Melopsittacus undulatus
オーストラリア原産の小型の鳥です。乾燥した内陸地域に群れで生息し、飲水量が少なく、寒冷にも強いです。野生個体は黄色と緑色をしていることから、セキセイ(背黄青)といわれています。幼鳥から飼育すると多少はヒトの言葉も覚え、兄弟以外でも複数で飼育することが可能で、巣引きが容易な種類です。基本的には羽色はイエロー系(ライトグリーン、ダークグリーン、オリーブグリーンなど)とホワイト系(ブルー、コバルト、バイオレット、グレー、モーブルなど)に大別され、他にも体の大きさ(大型)、羽の班の色彩や形など(巻き毛)により品種が分類されています。
セキセイインコ(ノーマル)
【コザクラインコ・ボタンインコ】Agapornis personata・Agapornis roseicollis
アフリカのサバンナに生息する原産の小型の鳥です。これらは一般的にはボタンインコ属に分類され、総括的にラブバード(Love Bird)と呼ばれます。番では非常に仲の良いカップルであるため、愛の鳥というわけです。なお、この品種の間には雑種が可能でヤエザクラといわれています。陽気な性格ですが、反対に神経質で性格のきつく、強固な嘴で咬む個体が多いです。羽色によって品種が多数分類さています。
コザクラインコ(ノーマル)
【オカメインコ】Nymphicu hollandicus
オーストラリア内陸のサバンナや半砂漠地帯に生息します。ヒトにも慣れ、飼い主には絶対的な信頼をおく特徴もあり、多少の言葉を話すことができます。ノーマル種は体は灰色、顔は黄色で、頬にオレンジ色の模様(チークパッチ)があり、オカメ顔である。色変わりには白オカメ(ルチノー)、シナモン、パイド、ホワイトフェイス、パール、パイド、アルビノなどがみられます。
オカメインコ(ノーマル)
【ブンチョウ】Lonchura oryzivora
英名はライスバード(Rice Bird)と呼ばれ、インドネシアのジャワ地方、バリ島に生息する小型の鳥です。1年中熱帯雨林の高温多湿で生活し、1年のなかでの気温差は少なく、1日の気温差は大きいです。やや気があらいため、狭いケージでの複数飼育は闘争を招くこともあります。輸入された野生種の並ブンチョウから桜ブンチョウが作られ、さらに白ブンチョウが作られました。その他にもシナモンブンチョウ、シルバーブンチョウがみられます。なお白ブンチョウは明治時代初期に愛知県にある弥富村で改良された品種で、一時この村は世界最大のブンチョウの生産量を誇っていました。
白ブンチョウ Photo:YIL
桜ブンチョウ
【ジュウシマツ】Lonchura domestica
大変穏和な小型の鳥です。繁殖も容易であるために、他のスズメ目の里親(仮母)に使用されます。なお、野生では存在しないため、起源は詳細には不明であり、中国でコシジロキンパラとその近似種を交配して品種改良して作りだされたともいわれています。品種も多く、黒ジュウシマツ、茶ジュウシマツ、並ジュウシマツ、小斑、白、三毛、ハバナ、芸物などがみられます。
ジュウシマツ
【カナリア】Serinus canaria
カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島などに生息する小型の鳥です。一般的に寒さに弱く、繁殖は困難です。また、警戒心が強く、ヒトには馴れにくいです。羽やその色調、姿、鳴き声が美しいため、様々な品種が作りだされています。色彩からカラーカナリア(赤カナリア、レモンカナリアなど)、鳴き声からローラーカナリア、体型からスタイルカナリアなどが有名です。
赤カナリア