モルモットは実験動物で活躍し、解剖および生理的なことが解明されています。
(1)特殊身体
解剖学的な理由は不明ですが、頭が大きく3頭身で、尾も外見上は消失し、指数も前肢は4本、後肢は3本であることが特徴です。このように変わった体型をしているため、最近は分類学的にげっ歯類とは異なる種類であるという説もあります。
(2)常生歯


常生歯
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モルモットの歯の数は計20本で、切歯(前歯)と臼歯(奥歯)に分けられます。そして、草食動物で高繊維食を咀嚼するため、全ての歯根に歯を形成する細胞が分化し、生涯成長を続けます。このような歯を常生歯といいます。
(3)アスコルビン酸(ビタミンC)
D-グルコースからアスコルビン酸を生成するL‐グロノラクトンオキシターゼ酵素を欠いているため、アスコルビン酸を自らの体内で合成できない動物です。したがって、毎日食餌などからビタミンCを補給しないと欠乏症を引きおこします。1日に体重1kgあたり、6-30mg必要ですが、病気あるいは妊娠メスなどには最低20-30mg必要とされています。欠乏すると、一般的に破行、下痢、ふけなどがみられます。日頃からアスコルビン酸を補給する目的で、ビタミンCが含有しているペレットや野菜、果物、あるいはビタミンCのサプリメントを与えることもよいでしょう。
(4)難産
実験動物では難産になりやすいといわれていますが、飼育下ではとりわけ好発するものではなさそうです。難産の理由は、7-8ヵ月齢以降に最初の交配を行うと恥骨分離がおこりにくく、胎仔が通過するのに必要な2-3cm開くスペースができないことによる。したがって、最初の交配は6ヵ月齢以内が好ましいとされています。