モルモットは、何故ギニアピッグ(Guinea pig)とかテンジクネズミとかと呼ばれることがあるのですか?
ギニアピッグはモルモットの英名です。これはギニアはアフリカの西海岸の地方名であり、ギニアのブタという意味です。実際はガイアナ(Guiana)の誤りで、当時ヨーロッパではギニアは航海の途中に食料や水などの補給で立ち寄るために馴染み深い国であり、遠方から輸入されたモルモットもギニアからと思われたのです。しかし、ガイアナでは家畜化されたモルモットの記録はないとされています。
短くてずんぐりした身体はブタのようにも見えること、肉の味がブタ肉に類似している、または料理の仕方がブタと同様に煮でてから被毛を取り去ることからも、名称の所以となったのです。
テンジクネズミは和名であり、江戸時代にオランダから輸入され、遠方の国の代表としてテンジク(インド)と思われたのです。また、モルモットという名前もリス科のマーモットという動物と似ていることから命名されました。
モルモットの雄雌は、どのように見分けるのですか?
モルモットは雌雄鑑別は困難です。他のげっ歯類と同様に肛門と生殖器の距離の差で見分けることも難しいものです。
メスでは生殖器の部分は尿道口や肛門を含めて、Y字のくぼみのようなやや縦長の形です。
オスの生殖器、肛門の開口部は丸い形です。成熟するとオスは精巣が陰嚢におさまり膨らんでみえるため分かりやすくなり、お腹に圧力をかけるとペニスを突出させることができます。
オスの生殖器(外観上はほとんど差がない)(写真:山内 昭)
オスの生殖器(圧迫によるペニスの突出)(写真:山内 昭)