分類

 テンジクネズミ科の動物は現在南アメリカに限定されています。そしてこの科の野生のテンジクネズミを古代インディオが家畜化、あるいは特殊の宗教的儀式として利用されていたものが現在のモルモットです。現在もアンデスのインディオが特別な食料として扱っています。

げっ歯(ネズミ)目 Rodentia
  + テンジクネズミ科 Caviidae
     + テンジクネズミ属 Cavia
        + ペルーテンジクネズミ Cavia tschudii
        + パンパステンジクネズミ Cavia aperea
        + アマゾンテンジクネスミ Cavia fulgida

 モルモットは、これまでげっ歯目として分類されてきました、他の哺乳類と比較すると、特異な形態学的および分子生物学的特徴がみられます。したがって、最近はげっ歯目とは別の独立した哺乳類の目に分類すべきであるかもしれないといわれています。

品種

 モルモットは16世紀には珍獣としてヨーロッパへ持ちこまれ、愛好家により選択的交配が行われ、様々な品種が作製されました。しかし、一般的には、被毛の長さや毛並みで10種以上の品種がみられ、さらに、毛色で区別するバリエーションも豊富です。通常は、コンテストを主催しているヨーロッパやアメリカの愛好家の団体が、あたらしい品種を認定し、被毛の長さや色彩など、具体的なスタンダードの基準も定められています。

被毛による分類
短毛 イングリッシュ(English)
アビシニアン(Abyssinian)
クレスト(Crested)
レックス(Rex)
長毛 シェルティ(Sheltie)
ペルビアン(Peruvian)
コロネット(Cornet)
テクセル(Texal)
メリノ(Merino)
アルパカ(Alpaca)
無毛 へアレス(Hairless)

また、被毛のバリエーションで、毛軸が細く、光沢のある個体をスタンダードとは別に サテン(Satin)という名称をつけてよぶことがあります。


【イングリッシュ】English

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イングリッシュ(サテン)
 イギリスで300年以上にわたり、改良された短毛種で、被毛はなめらかで短く(3-4cm)、最も短い被毛の品種です。主に実験動物で使用され、詳細は不明ですが、アメリカではアメリカン(American)と呼ばれています。


【アビシニアン】Abissinian

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アビシニアン
 アビー(Aby)ともよばれ、日本では巻毛といいます。被毛は粗剛で固く、比較的短毛(4-5cm)で、体全体に巻毛(渦巻状)のつむじがあります。このつむじはバラのように見えるため「ロゼット」模様といわれています。


【クレステッド】Crested

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ホワイトクレステッド(ブラウン)
 頭頂部にだけつむじ(ロゼット)があり、その部分だけ被毛がさか立ってクレスト(冠毛)になっています。その他の体幹の被毛は短毛です。


【レックス】Rex

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テディ
 ちぢれた短毛で、イギリスではレックスと呼び、アメリカではテディと呼ばれています。 また,日本ではキャビーと呼ぶ人もいますが、これは、たんにモルモットを意味するCavyが転用されてたのでしょう。


【シェルティー】Sheltie

 直毛の長毛で、すべての被毛が身体にそって流れています。つむじ(ロゼット)は存在しません。イギリスではシェルティー(1973)、アメリカではシルキーと呼ばれます(1980)。独立した品種として認められたのは最近で、ペルビアンの毛変わりとして登場しています。


【ぺルビアン】Peruvian

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ペルビアン
 柔らかい光沢のある長毛(12cm)で、臀部付近に巻毛も見られ、そこを中心に毛が放射状に広がっています。大人になるにつれ、毛が伸び、ショーモルモットはまるでモップのようになります。昔はアンゴラとも呼ばれていました。


【へアレス(スキニーギニアピッグ)】Hairless,Skinny Guinea pig

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スキニーギニアピッグ
 元来、実験動物(ヌードモルモット)として作製され、体表に産毛が一部あるのみで、でほとんど無毛です。


【サテン】Satin

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サテン(チョコレート)
 サテンは、品種としての名称でなく、バリエーションのひとつです。通常の被毛よりも細毛をもった個体を呼びます。