w-ball 陰部に黒いカスがついていますが、これは何ですか?

w-ball
rab-v011014stay-110-female.jpg

鼠径腺
分泌物は、ウサギ臭い原因です。
鼠径部には臭腺があります。いわゆるウサギくさい臭いは、ここからの分泌物が原因であり、鼠径腺といわれています。この分泌物は黒から茶褐色であり、固まってゴミのようにみえます。オスがメスよりも明瞭で、縄張りを主張し、これらは男性ホルモン(テステステロン)の支配によるものです。その他に下顎にも臭腺(下顎腺)がみられ、ケージや壁に下顎を擦りつける行為がみられることもあります。



w-ball 毛が段差のついた縞模様になっていますが、大丈夫ですか?

w-ball
rab-v020410st-02-islandskin.jpg

アイランドスキン
正常でみられる現象なので、心配はいりません。
ウサギの生理的な皮膚の現象としてアイランドスキン(Island skin)という皮膚が部分的に肥厚し、その部分の被毛の発育も早くなる現象によるものです。原因は不明ですが、遺伝的、季節的、あるいは換毛の時期と関係しているともいわれています。そのため、被毛の成長に相違が生じて、段差がついたり、虎刈りのようにみえたりするもので、正常な現象です。心配いりませんので長期的な観察を行ってください。



w-ball 頸の下に肉のたるみがありますが、これは何ですか?

w-ball
rab-v020517stay-08.jpg

肉垂
メスに顕著に認められます。
これはメスに多くみられ、肉垂といわれるものです。女性ホルモン(エストロジェン)による二次性徴である皮膚の襞であり、異常ではありません。特に高齢の個体に顕著にみられ、オスにはほとんどみられないか、あったとしてもそれ程大きなものにはなりません。



w-ball 出産したのに親が世話をしませんが、どうしてですか?

w-ball ウサギの授乳は1日に1〜2回といわれています。これは野生のアナウサギは敵が多い動物なため、新生仔の存在を極力目立たせないように隠そうとするからです。少ない回数の授乳なため、ウサギの乳成分は濃度が高く、カロリーも高いことが特徴です。多くの場合、新生仔は温度管理(20〜25℃)を行っていれば問題ありませんが、中には出産後、ストレスなどにより親が育仔を完全に放棄する場合もあり、このような場合は人工飼育に切り替えなければなりません。新生仔の開眼は生後約10日目からです。この頃になると歯も生えてきて噛み始めます。一般的に離乳は4-6週目から始め、里子に出すためには、8週以降が安心でしょう。
img_7819.jpg

新生仔
生後10日くらい経つと目が開きます。母ウサギは自分の被毛を抜いて巣を作ります。