(ウサドック、モルドック、フェレドック、カメドック、ハムドック)






エキゾチックアニマルは自然界では天敵が多いため、本能的に病気を隠す傾向があります。気が付いた時には重症になっているということも少なくありません。また、これらの動物には多数の感染症が存在しますので、人と同じように病気の早期発見、早期治療が重要です。

当院の健診は、元気や食欲に問題がなく、外見上正常と思われる動物(画像1)を対象に行う検査です。動物の健康状態を把握し、病気を早期発見するためには、大変有効な手段です。定期的に行うことをおすすめしますが、動物にとっては少なからずストレスになりますので、受ける回数は年に1〜2回とお考えください。





身体検査と糞便検査・尿検査を行います。可能であれば便(※1)や尿(※2)をお持ちください。動物に対するストレスが最も少ない健診です。

※1可能な限り新鮮な便を持ってきて下さい。尿成分などが含まないように、一塊の糞をラップに包んでおいてください。
※2可能な限り新鮮な尿を持ってきてください。ペットシーツや床材にしみこんだ尿からは検査ができません。スポイトなどで糞や砂などの不純物が含まれていない尿を、0.3〜1mLほど吸い上げ、保冷剤などで冷やした状態にしてください。

◆糞便検査


イグアナの排泄物

腸内寄生虫やカビなどを調べる検査です。


◆尿検査


ウサギの採尿

膀胱炎や腎臓の機能などを調べる検査です。





◆ウサドック(ウサギの健診)


一般的には身体検査に加えて、血液検査とX線検査を行います。

6歳を超すと心臓の機能も落ちてくるので、心臓健診も一緒に可能です。まだ、避妊手術をしていないメスでは子宮エコー検査もお勧めします。


◆モルドック(モルモットの健診)


一般的には身体検査に加えて、血液検査とX線検査を行います。


◆フェレドック(フェレットの健診)


一般的には身体検査に加えて、血液検査とX線検査を行います。5 歳を超すと心臓の機能も落ちてくるので、心臓健診もお勧めします。


◆カメドック(カメの健診)


一般的には身体検査に加えて、血液検査とX線査を行います。しかし、小さいカメや顔を出さない臆病なカメには血液検査ができません。


◆鳥ドック(鳥の健診)


鳥は血液検査に負担がかかります。一般的には身体検査に加えて、そのう液検査、遺伝子検査でのクラミジアやPBFDなどの検査を行います。




検査 検査内容
血液検査

ウサギの採血
貧血や内臓の機能を調べる検査です。
X線検査

ウサギの胃のうっ滞のX線画像
胃のうっ滞、肺炎、結石、骨および関節の異常などを調べる検査です。
そ嚢液検査

そ嚢液を顕微鏡で検査します
そ嚢の中の細菌、寄生虫、カビなどを調べる検査です。
心電図検査

フェレットの不整脈の心電図
心臓の電気のリズムを計測し、不整脈や異常個所を調べる検査です。
心臓エコー検査

フェレットの心臓超音波画像
心臓の壁の厚さ、弁の動き、収縮の具合を調べる検査です。
遺伝子検査 糞や羽などをサンプルとして、感染症を調べる検査です。
  • PBFD(オウム類の嘴・羽毛病):羽の状態が悪化し、大型の鳥では嘴も変形し、最終的に免疫が低下します。インコやオウム類が対象で、ブンチョウやジュウシマツは不要な検査です。
  • クラミジア症(オウム病):クラミジアの診断を行います。クラミジアは人にも感染する人獣共通感染症で、飼い主と鳥との安全のために必要な検査です。鳥全般に推奨されます。

予約が必要となりますので、お電話でご予約をお取り頂き、初診の方はHPのオンライン問診票で動物情報をお送りください。また、予約時には希望する検査をお伝えください。

血液検査や遺伝子検査以外の結果は、検査終了次第説明となりますが、後日ご来院での報告も可能です。血液検査や遺伝子検査の結果は、結果が届き次第お電話にて報告いたします。結果次第では動物をつれての再診をお願いすることもあります(再診料がかかります)。

極端に人を怖がり、暴れてしまうような動物や高齢により検査をすることに危険がある場合には、獣医師の判断により検査が受けられないことがあります。